Dayton Audio ND65-8NO PHOTO写真未登録

Dayton Audio

Dayton Audio ND65-8

フルレンジ · 2.5″ · 8 Ω

Dayton Audio ND65-8はフルレンジです。公開値はFs 102 Hz、Qts 0.65 、Vas 0.36 L。この特徴を踏まえて箱を選んでみましょう。

共振周波数 Fs
102 Hz
公称感度
79.6 dB
定格入力
15 W
振幅 Xmax
3.5 mm

データから読めるこのユニットの総評

Dayton Audio ND65-8

Dayton Audio ND65-8はフルレンジです。収録データから、設計上の特徴を次のように読み取れます。

T/Sパラメータで分かるのは主に低域の挙動です。高音の伸び・指向性・クロスなしで希望を満たせるかは、別にF特などで確認してください。

Fs 102 Hz・Qts 0.65・Vas 0.4 Lから計算すると、理想的な最大平坦の密閉型(Qtc 0.707)の目安は約2 L、−3 dBの低域限界は111 Hzです。

この目安容積は10 L以下で、小型化を検討しやすい範囲です。ただし上記の低域限界も合わせて判断してください。

計算上の密閉型の低域限界は90 Hzを超えます。この条件では深い低音より、サテライトや中低域用の出発点として考えられます。

Qts 0.65では、平坦な特性を狙う一般的なバスレフ設計に注意が必要です。低域の山や振幅を確認してから採用してください。

公称感度は79.6 dB(2.83 V / 1 m)です。感度は指定された入力に対する音圧であり、出せる最大音圧ではありません。

1 W / 1 m換算の目安(79.6 dB)では感度は控えめで、同じ帯域・音圧を得るために比較的大きな入力を必要とします。

判断の根拠・参考資料

公開パラメータに基づく計算上の見立てです。試聴による音質評価ではありません。箱容積は1本あたりの正味音響容積で、部屋・EQ・吸音材・製作上の損失は含みません。

電圧基準から電力基準への換算には公称インピーダンスを使います。容積・低域限界・感度の区分は説明のための目安で、音質の優劣を決める規格ではありません。

ユニットの特性カード

パラメータで特徴を知る

バーは物理的な数値で、音質の点数ではありません。長ければ優秀という意味ではありません。各項目を開くと意味が分かります。

共振周波数 · Fs102 Hz表示範囲:10〜2,000 Hz · log

ユニット単体が共振する周波数です。低い値は低音設計の手がかりですが、実用的な低音は箱・振幅・F特で変わります。完成したスピーカーの低音の限界ではありません。

感度79.6 dB表示範囲:65〜115 dB

メーカーが示す入力・距離での音圧です。インピーダンスによって1Wと2.83Vは異なる基準になります。このカードでは元の数値と基準を表示し、能率や音質の評価には換算しません。

共振の減衰 · Qts0.65 表示範囲:0〜1.5

電気的・機械的な減衰を合わせた値です。低いほど共振の減衰が強くなります。箱の設計を考える手がかりですが、音の速さ・温かさ・細かさは分かりません。

振動系の柔らかさ · Vas0.36 L表示範囲:0.1〜1,000 L · log

振動系の柔らかさと同じ柔らかさを持つ空気の容積です。推奨する箱容積ではありません。Fs・Qtsと一緒に使います。

線形振幅 · Xmax3.5 mm表示範囲:0〜30 mm

公表されている線形振幅です。メーカーによって定義が異なるため、片振幅か全振幅かを確認してください。この値だけで歪みや安全な最大音量は予測できません。

振動板面積 · Sd16.5 cm²表示範囲:1〜1,500 cm² · log

有効な振動板面積で、フレームの外径ではありません。振幅と合わせて、動かせる空気の量を考える手がかりになります。

感度の測定基準:2.83V/1m

どんな箱に向いている?

取得できたパラメータからの検討の目安です。適合を保証するものではなく、その型番に対応するメーカーの箱設計を優先してください。T/Sパラメータだけで音質の優劣は分かりません。

密閉型

設計候補

Fs・Qts・Vasがあり、密閉箱を計算できます。Qtsが0.707未満なのでQtc 0.707を目標に検討できますが、箱の大きさや出力限界も確認が必要です。

Fs 102 Hz · Qts 0.65 · Vas 0.36 L

バスレフ型

条件を確認して検討

一般的なバスレフの初期検討範囲だけでは判断できません。実際の容積とチューニングを計算し、Qtsだけで不適合・推奨を決めないでください。

Fs 102 Hz · Qts 0.65 · Vas 0.36 L

共鳴管・トランスミッションライン

条件を確認して検討

Fsは管長を考える手がかりですが、断面の変化・面積・取付位置・吸音で結果が変わります。Qtsだけの一律な合否基準はありません。

Fs 102 Hz · Qts 0.65

バックロードホーン

条件を確認して検討

フルレンジなのでバックロード方式を調べる候補にはなりますが、ホーン適性を保証するものではありません。該当型番の推奨設計を確認してください。

該当型番のメーカー設計か専用ホーンモデルで確認してください。Qtsだけでは適性は決まりません。スロート・開口・音道・背面空気室を一緒に設計する必要があり、このページではホーンを計算しません。

Fs 102 Hz · Qts 0.65
ほかの箱方式も見る

MLTL型

条件を確認して検討

管と出口が一体で働きます。管長・断面積・吸音・ポートの質量を連成して計算する必要があり、バスレフの設定をそのままMLTL設計には使えません。

Fs 102 Hz · Qts 0.65

パッシブラジエーター方式

条件を確認して検討

実用的なポートを作りにくい場合の候補ですが、パッシブラジエーターの面積・質量・コンプライアンス・振幅を別に合わせる必要があります。

Fs 102 Hz · Qts 0.65

ダブルバスレフ型

条件を確認して検討

2つの空気室と2つのダクトが相互に働きます。専用モデルで連成共振を確認してください。このパラメータだけでは通常のバスレフより有利とは判断できません。

Fs 102 Hz · Qts 0.65

オープンバッフル

条件を確認して検討

箱がないため前後の低音が打ち消し合います。板の大きさ・EQ・振幅が重要です。EQを使う場合、Qtsが低いだけで不適合にはなりません。

Fs 102 Hz · Qts 0.65
判断の根拠・参考資料

低音ミニラボ

容積スライダーを動かしてみましょう。両方の線は同じ箱容積で、バスレフのチューニングも変更できます。

-36-24-120121020501002005001000相対的な低音のF特(dB)Hz
密閉型:F3 111 Hz · 最大ピーク 0 dBバスレフ型:F3 78.8 Hz · 最大ピーク 9.4 dB

最適設計の推奨値や実測ではなく、小信号のT/Sモデルによる例です。部屋の低音増強・回折・ポート損失・振幅限界・パワーコンプレッションは含みません。初期チューニングはFsと同じ値で、製作時には調整が必要です。

グラフを数値で見る
周波数(Hz)密閉型 (dB)バスレフ型 (dB)
20-30.2-56.3
50-14.4-22.6
100-4.18.6
200-0.32.4
50000.4
100000.1

周波数特性 F特

全ユニット共通:20〜20,000 Hz
Dayton Audio ND65-820 Hz — 20 kHz · 対数軸
505560657075808520501002005001k2k5k10k20kdB SPLHz
取得した音圧曲線収録範囲 15〜20,000 Hz未取得・欠測の区間は空白で表示します。
自動検証済みのF特2.83V/1mF特の出典 ↗

公開レビューではどう評されている?

出典付きの要約で、当サイトの試聴結果や総合点ではありません。箱・クロスオーバー・部屋・音量で評価は変わります。型番とインピーダンスの一致を確認しています。

このページでは該当型番の試聴レビューをまだ確認できていません。T/Sパラメータから音質を推測したり、似た型番の評価を流用したりはしません。

販売価格を比較

USD・EUR・JPYで比較できます。送料を除く本体価格を表示します。