密閉型
設計候補Fs・Qts・Vasがあり、密閉箱を計算できます。Qtsが0.707未満なのでQtc 0.707を目標に検討できますが、箱の大きさや出力限界も確認が必要です。
Fs 100 Hz · Qts 0.34 · Vas 1.41 L
NO PHOTO写真未登録Tang Band
フルレンジ · 3″ · 6 Ω
Tang Band W3-1231SNはフルレンジです。公開値はFs 100 Hz、Qts 0.34 、Vas 1.41 L。この特徴を踏まえて箱を選んでみましょう。
データから読めるこのユニットの総評
Tang Band W3-1231SNはフルレンジです。収録データから、設計上の特徴を次のように読み取れます。
T/Sパラメータで分かるのは主に低域の挙動です。高音の伸び・指向性・クロスなしで希望を満たせるかは、別にF特などで確認してください。
Fs 100 Hz・Qts 0.34・Vas 1.4 Lから計算すると、理想的な最大平坦の密閉型(Qtc 0.707)の目安は約0.4 L、−3 dBの低域限界は208 Hzです。
この目安容積は10 L以下で、小型化を検討しやすい範囲です。ただし上記の低域限界も合わせて判断してください。
計算上の密閉型の低域限界は90 Hzを超えます。この条件では深い低音より、サテライトや中低域用の出発点として考えられます。
Qts 0.34からは、バスレフ型を検討する価値があります。容積と同調周波数を組み合わせ、振幅も確認してください。Qtsだけで良い結果が保証されるわけではありません。
公称感度は88 dB(1 W / 1 m)です。感度は指定された入力に対する音圧であり、出せる最大音圧ではありません。
1 W / 1 m換算の目安(88 dB)では、感度は中程度の範囲です。
公開パラメータに基づく計算上の見立てです。試聴による音質評価ではありません。箱容積は1本あたりの正味音響容積で、部屋・EQ・吸音材・製作上の損失は含みません。
電圧基準から電力基準への換算には公称インピーダンスを使います。容積・低域限界・感度の区分は説明のための目安で、音質の優劣を決める規格ではありません。
ユニットの特性カード
バーは物理的な数値で、音質の点数ではありません。長ければ優秀という意味ではありません。各項目を開くと意味が分かります。
ユニット単体が共振する周波数です。低い値は低音設計の手がかりですが、実用的な低音は箱・振幅・F特で変わります。完成したスピーカーの低音の限界ではありません。
メーカーが示す入力・距離での音圧です。インピーダンスによって1Wと2.83Vは異なる基準になります。このカードでは元の数値と基準を表示し、能率や音質の評価には換算しません。
電気的・機械的な減衰を合わせた値です。低いほど共振の減衰が強くなります。箱の設計を考える手がかりですが、音の速さ・温かさ・細かさは分かりません。
振動系の柔らかさと同じ柔らかさを持つ空気の容積です。推奨する箱容積ではありません。Fs・Qtsと一緒に使います。
公表されている線形振幅です。メーカーによって定義が異なるため、片振幅か全振幅かを確認してください。この値だけで歪みや安全な最大音量は予測できません。
有効な振動板面積で、フレームの外径ではありません。振幅と合わせて、動かせる空気の量を考える手がかりになります。
感度の測定基準:1W/1m
取得できたパラメータからの検討の目安です。適合を保証するものではなく、その型番に対応するメーカーの箱設計を優先してください。T/Sパラメータだけで音質の優劣は分かりません。
Fs・Qts・Vasがあり、密閉箱を計算できます。Qtsが0.707未満なのでQtc 0.707を目標に検討できますが、箱の大きさや出力限界も確認が必要です。
Fs 100 Hz · Qts 0.34 · Vas 1.41 LQtsはバスレフで検討されることが多い低〜中程度の範囲です。容積とチューニングを一緒に調整し、F特・ポート風速・チューニング以下の振幅を確認してください。
Fs 100 Hz · Qts 0.34 · Vas 1.41 LFsは管長を考える手がかりですが、断面の変化・面積・取付位置・吸音で結果が変わります。Qtsだけの一律な合否基準はありません。
Fs 100 Hz · Qts 0.34フルレンジなのでバックロード方式を調べる候補にはなりますが、ホーン適性を保証するものではありません。該当型番の推奨設計を確認してください。
該当型番のメーカー設計か専用ホーンモデルで確認してください。Qtsだけでは適性は決まりません。スロート・開口・音道・背面空気室を一緒に設計する必要があり、このページではホーンを計算しません。
Fs 100 Hz · Qts 0.34管と出口が一体で働きます。管長・断面積・吸音・ポートの質量を連成して計算する必要があり、バスレフの設定をそのままMLTL設計には使えません。
Fs 100 Hz · Qts 0.34実用的なポートを作りにくい場合の候補ですが、パッシブラジエーターの面積・質量・コンプライアンス・振幅を別に合わせる必要があります。
Fs 100 Hz · Qts 0.342つの空気室と2つのダクトが相互に働きます。専用モデルで連成共振を確認してください。このパラメータだけでは通常のバスレフより有利とは判断できません。
Fs 100 Hz · Qts 0.34箱がないため前後の低音が打ち消し合います。板の大きさ・EQ・振幅が重要です。EQを使う場合、Qtsが低いだけで不適合にはなりません。
Fs 100 Hz · Qts 0.34容積スライダーを動かしてみましょう。両方の線は同じ箱容積で、バスレフのチューニングも変更できます。
最適設計の推奨値や実測ではなく、小信号のT/Sモデルによる例です。部屋の低音増強・回折・ポート損失・振幅限界・パワーコンプレッションは含みません。初期チューニングはFsと同じ値で、製作時には調整が必要です。
| 周波数(Hz) | 密閉型 (dB) | バスレフ型 (dB) |
|---|---|---|
| 20 | -40.7 | -55.7 |
| 50 | -24.8 | -25.5 |
| 100 | -13 | -11 |
| 200 | -3.4 | -1.4 |
| 500 | -0.1 | 0.3 |
| 1000 | -0 | 0.1 |
収録されていない特性は推測して描画しません。
出典付きの要約で、当サイトの試聴結果や総合点ではありません。箱・クロスオーバー・部屋・音量で評価は変わります。型番とインピーダンスの一致を確認しています。
このページでは該当型番の試聴レビューをまだ確認できていません。T/Sパラメータから音質を推測したり、似た型番の評価を流用したりはしません。
USD・EUR・JPYで比較できます。送料を除く本体価格を表示します。